トイレを和式から洋式へ


将来、介護などのことを考えて和式トイレを様式にリフォームしたい。

と思っている人もいるのではないでしょうか。


洋式トイレにリフォームする際の

メリット


・楽な姿勢で用がたせる

洋式トイレは「腰掛便座」ともいわれるように、便座に腰を掛けて使用するため、和式トイレに比べて足腰に負担がかかりにくく、楽な姿勢で用がたせます。

和式トイレの場合、便座をまたぎ、腰を落として、両足で踏ん張るような姿勢となるため、用を足している間は常に両足で体を支えていなければなりません。これが意外と重労働のために、筋力が落ちてくる高齢期になると、トイレに行くことをストレスに感じるようになります。


・イヤな臭いニオイ軽減

和式トイレの便座は、形状的に槽が浅く、尿や便が飛散しやすいためにフチや周辺の床などにいわゆる「飛び散り尿」などがつきやすいという欠点があります。トイレの嫌な臭いは、こうした飛び散り尿によるアンモニア臭が主な原因です。

洋式トイレにリフォームすると床などに尿や便が飛散しにくくなるため、トイレ特有の嫌な臭いを軽減することができます。


・トイレで使用する水の量が少なくなる

TOTOの調査によると、1970年代前半以前はトイレでの1回あたりの使用水量は20リットルで、1976年ごろは13リットル、現在ではおよそ6リットルと、少なくなってきています。その主な要因は、洋室トイレが増えてきたためです。


・家庭内事故リスクが軽減する

和式トイレの場合、しゃがんだ姿勢で急に立ち上がる動作を行うため、腰を掛けた状態から立ち上がる洋式トイレより、血液が足のほうにあつまっていることもあり、立ち眩みなどが起こりやすくなりがち。

また、トイレは狭い空間であるため、立ち眩みなどを起こした場合、タンクやパイプ、壁などに頭を強くぶつけてしまう可能性があります。

和式トイレから洋式トイレにリフォームすると、こうしたリスクが軽減します。


こういったメリットがある一方、デメリットもご紹介します。



デメリット


・お手入れの手間が増えることがある

和式トイレは形状がシンプルで、タンクが壁付タイプであるため、床のすみずみまで手が届き、洋式トイレに比べて掃除がしやすくなっています。

一方の洋式トイレは、便座の形状も複雑で、凹凸面も多いため、へこんだ部分に汚れがたまりやすいうえ、床を掃除する際に、奥まで手が届きにくいというデメリットがあります。


・トイレスペースが狭くなることも

便座の大きさだけを考えると、和式と洋式ではそれほど大きな違いはありませんが、洋式トイレの場合、タンクが便座の奥に設置されているものが多いため、便座がこれまでの位置より前に押し出されてしまうことがあります。



リフォームの工期

洋式トイレの便座を交換するためだけの工事は、だいたい2~3時間程度で工事は終わります。しかし、和式トイレから洋式にリフォームする場合は、便座の撤去や配管工事のほか、床面の段差解消工事や内装工事、新しい便座の設置などが必要になります。そのため2日~5日程度の工期が必要です。状況によってはもう少し時間がかかる場合があるでしょう。



リフォームの事例


和式トイレに洋式便座をかぶせてあるだけの状態

床の段差解消、内装工事をします。


アフター


段差がなくなり、手すりの設置によりトイレ内での転倒事故を防ぐことができます♪



洋式トイレへのリフォーム ここもポイント!!

・床材や壁に防汚や消臭効果のある素材などを選ぶ

・手すりをつけて家庭内事故の防止を

・介護者も入室できるようにスペースを広げること


和式トイレから洋式トイレへのリフォームで家庭内事故のリスクを軽減し、安全に暮らすことにつながります。

また、トイレのイヤな臭いが軽減したり、水道料金が節約できたりすることも望めます。

将来的に介護が必要になることも踏まえて、洋式トイレへのリフォームを検討してみてはいかがでしょうか(^^)/


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