畳について、、

静岡市のリフォーム屋

AC Trustです♪( ´▽`)


今日は畳について詳しくご紹介!畳は、日本で昔からよく使われている伝統的な床材です。

もともとは座布団やござのように敷いて使われていたのが、鎌倉~室町時代くらいから部屋全体に敷き詰めて使うようになったといわれています。


昭和以降、イスやベッドを使うご家庭が増えるとともに、畳ではなくフローリングが主流に。一時は「なんだか畳って古臭い」というイメージを持たれる方も少なくありませんでした。


しかし最近は洋風インテリアにもマッチする畳のデザインが選べるようになり、あらためて畳の良さに注目する人が増えています!!畳とモダンなインテリアをミックスした、和モダンスタイルも非常に人気です⭐︎



日本風土・生活に最適な畳の特徴


近年フローリングが主流になってからは、和室を設けない間取りも多いですよね。しかし畳には他の床材には見られない特徴がたくさんあって、日本の気候や暮らしと相性抜群です!ではどのようなメリットがあるのか、ご紹介させていただきます(^ ^)


断熱性と保温性


日本には四季があり、夏は暑く冬には寒くなりますよね。しかし畳を敷いたお部屋は、夏はほどよくひんやりと、冬は心地よい暖かさを感じられます。これは畳が空気を含んでいて、断熱性・保温性にすぐれているからです。畳のい草や、畳床のワラ、発泡ポリスチレンフォームが断熱材のような働きをして、夏に床下から伝わる熱気を遮断。冬は底冷え感を抑えたうえで、室内の暖かい空気を保ちます。


吸湿性と調質機能


雨が多いのに加え、湿度が高くジメジメしているのも日本の気候の特徴です。畳には調湿効果もあり、湿度が高いときには湿気を吸い、乾燥しているときには逆に湿気を放出します。まさに天然の除湿器+加湿器のような働きをするのです。湿度をコントロールできれば、快適にすごせるのはもちろん、カビやダニの抑制にもつながります。


優れた弾力性


畳には適度なクッション性があり、床に直接座ったり寝転んだりすることの多い日本の生活スタイルに相性抜群です。ハイハイからよちよち歩きの頃まで、赤ちゃんの手足にも優しく、転んでもケガをしにくいので安心。また歩き心地がやさしく、高齢の方の足腰にも負担がかかりにくいでしょう。


目に優しい自然な色


畳表に使われているい草は自然な色合いで、目にも優しいです。ベーシックな新品の畳は緑色、経年変化とともに黄味が強くなっていきます。インテリアにもなじみやすい色合いで、和風のくつろぎ空間を演出できますよ。最近は藍色やグレー、黒などカラー畳のバリエーションも豊富なので、お部屋の雰囲気に合わせて選ばれるとよいでしょう。


香りで楽しむリラックス効果


独特の香りも畳の魅力の1つ。特に新調したばかりの畳は、思わず深呼吸したくなるような癒やされる香りがします。あの香りの秘密は、い草に含まれる「フィトンチッド」という成分。森林浴でリラックスできるのもこの成分によるものだといわれています。他にも紅茶や緑茶に含まれる「ジヒドロアクチニジオリド」、バニラに含まれる「バニリン」などもい草に含まれているそうです。


吸音・遮音効果も


畳には音を吸収してくれる効果もあります。フローリングなどの固い床材に比べて、畳のお部屋の足音は下の階へ響きにくく、テレビやオーディオの音も和らげてくれます。和室へ入るとシーンとした静けさを感じることがあるかと思いますが、あれには畳も一役買っているというわけです。


畳の張り替えの種類


ここからは畳のメンテナンス方法について見ていきたいと思います。


裏返し


新しい畳を2~5年使ったら、畳をひっくり返して、畳縁のみ新しく交換します。表面の色褪せやシミが目立ってきても、また新品のように使えます。


表替え


裏返したのちまた2~5年使ったら、表替えをします。芯となる畳床は再利用して、表面の畳表・畳縁のみを新しく交換します。新品のような見た目や香りになりますが、畳床はそのままなので踏み心地はあまり変わりません。


新調


新しい畳を10~20年くらい使ったら、畳を丸ごと新調するタイミングです。見た目、香り、踏み心地すべてが新しくなります。


畳のお手入れのタイミングと平均的な張り替えスパン


畳を新調するスパンは、平均で10~20年くらい。新しい畳を使いはじめてから2~5年くらいで裏返しをしますが、裏返しは早ければ早いほどきれいに使えます。そこからまた2~5年くらいたったら、表替えの時期です。


畳の張り替えスパンは、使い方や日当たりによっても変わってきます。次のような症状が気になってきたら、メンテナンスを検討されるとよいでしょう。

・畳が凸凹している

・畳表が擦れている、ささくれだっている、シミがある、カビ臭い

・畳表が日焼けや変色している、濃い茶色になっている

・畳と畳の間に大きな隙間があいている


上記が気になり始めたら

張り替えをご検討するのもいいと思いますヽ(^o^)


畳を敷くと歩いたときや寝転んだときに心地よく、断熱性や調湿性があるので春夏秋冬快適にすごせます。きちんと裏返しや表替えなどのお手入れをすれば、10~20年と長持ちする床材です。くつろげるお部屋にリフォームしたい方は、畳を1つの選択肢に入れてみてはいかがでしょうか♪( ´▽`)

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